プロローグ過去も未来も、そして光すらも――”闇の刻印”は、それが現れた人間から全てを奪うというそしてやがて、失くしたことすらも思い出せなくなった者はただ魂をむさぼり喰う獣、”亡者”となる遥か北の地、貴壁の先失われた国、ドラングレイグそこには、人の理を呼び戻す”ソウル”と呼ばれる力があるというその身に呪いを受けた者は朽ち果てた門を潜り、彼の地へと向かうまるで、光に惹かれる羽虫のように望もうが望むまいが――